春が待ち遠しい


線香をあげ、去年 亡くなった母の事を考え、子供の頃、聞いた終戦時の引き上げの話を思い出しました。
終戦時、私の母は、当時15歳、朝鮮から、着のみ着のままで引き上げてきて、博多港に着いた。
日本が見えた時は、本当にホッとして安心した。
 と話していました。
外地(朝鮮)に仕事で一家で住んでいましたが、敗戦が決まり、日本人だという事で、暴徒に追われ、家の2階から飛び降りて逃げた。 と
一緒に帰ってきた姉は 妊娠していたそうですが、 その後、お腹の子とともに、亡くなった。
苦労の連続だった母の話を聞いて育った私は、社会の不正義は 大嫌いになった。

母は、何時も優しく、あの温かさは もう求められない。
私は、なにもしてあげられなかった。
いつも、私の事を心配してくれた
もう一度 生まれ変っても あなたの子どもに産まれたい。