きっと いつか


理研、C型肝炎ウイルスが肝臓の線維化を進行させる仕組み解明


理化学研究所の微量シグナル制御技術開発特別ユニットの小嶋聡一特別ユニットリーダーらは、
C型肝炎ウイルスが肝臓の線維化(肝線維症)を進行させるメカニズムを解明した。
C型肝炎ウイルスが持つたんぱく質の「NS3プロテアーゼ」が宿主の肝細胞内の結合組織を
増加させるシグナルを活性化、線維化を進行させていた。
線維化症の発症メカニズム解明のほか、新しい診断法や治療薬の開発につながると期待される。
 研究グループは、肝線維化の進行を促す成長因子のTGF―βを調べる中で、
NS3プロテアーゼがTGF―βの受容体と結合し、線維形成シグナルを活性化することを突き止めた。
この結合を中和する抗体を感染させたC型肝炎ウイルスをヒト肝臓細胞移植マウスに投与したところ、
線維化の進行を抑制できた